耐火物協会

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1948年4月に設立された
業界唯一の団体耐火物協会。

Message

ご挨拶

5月25日に開催された第409回理事会におきまして、江川前会長の後任として、耐火物協会会長を拝命いたしました。
戦後昭和23年の設立から平成を通じ令和となった現在まで、会員同士の強固なつながりのもとに築かれてきた当協会の伝統に敬意を表するとともに、変わりゆく時代の要請を見据えながら協会のさらなる発展に向けて心新たに最善を尽くす所存です。

さて、前回会長に就任した2022年以降のこの4年間の世界情勢を見ますと、ウクライナや中東での戦争や中国経済の不振とそれにともなうアジア圏の需要低迷は依然解決の目処が立っておらず、円安の定着も加わり、我が国経済への影響は長期化しております。特に、原燃料の海外依存度が高い我が国耐火物業界にとって、黒鉛をはじめとする中国原料の輸出規制や中東情勢の影響による石油・石油化学品の調達難やコスト高は、企業の生産活動や収益そのものに多大な影響を及ぼしております。

一方、この様な直近の課題とは別に、耐火物業界としては、労働力の高齢化、若年層の採用難への対応や地球環境負荷軽減への貢献は継続的に注力すべきテーマであり、労働力の多様化や働き方改革、製造プロセスにおける自動化・効率化やカーボンニュートラルに適した新商品・工法の開発等のより一層の推進が求められております。
耐火物産業は、鉄鋼やガラス、セメントをはじめとする製造業に欠かせない材料・エンジニアリング技術の提供者であり、エンドユーズとしては自動車やパソコン、スマートフォンから焼却炉、ビル、橋梁に至るまで、人々の生活を支える様々な物や設備を作るうえで「なくてはならない」基礎産業としての社会的使命を帯びていると認識しております。

今後も、会員各位の共通課題である「労働・環境・防災面での総合的な安全」への一体となった取り組みを進めるとともに、コンプライアンスには十分に留意しながら、協会の活性化に資するべく国内外の情報をタイムリーに共有してまいります。
会員各位のご意見もうかがいながら活動のさらなる改善に努めてまいりますので、引き続きご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

耐火物協会会長

藤原 弘之

Hiroyuki Fujiwara

2026年6月吉日

Our History

沿革

昭和20年まで耐火れんが供給の統制事業をおこなっていた「炉材統制株式会社」が解散し、その後、耐火れんが業界の唯一の団体として「中央炉材協議会」が設けられ統制事業を継承していましたが、昭和23年に連合軍司令部の指令により、同協議会は閉鎖機関となりました。

しかし、当時はまだまだ物資、燃料等の割当獲得のためには、業界に統制団体が必要とされたため、「中央炉材協議会」に代わり昭和23年4月に「耐火煉瓦協会」が設立されました。

その後、れんが供給も安定し、統制も撤廃されるに従い耐火煉瓦協会はその性格を変えつつ、業界における唯一の団体として、耐火物統計の作成・発行、耐火物技術協会との協働による耐火物研究助成金の交付、耐火物統一国際会議の運営、関係官庁の窓口等の活動をおこなっております。

協会の組織は、会長、副会長の下に九州、中国・四国、近畿、東海、東北・関東の5つの支部から構成されており、労務、原料、労働安全、環境安全の4つの専門委員会をもって運営されています。

Chronology

年表

1948.04
「耐火煉瓦協会」設立
1950.05
「耐火煉瓦協会会報」第1刊発行
1977.04
「耐火煉瓦協会」の名称を「耐火物協会」に変更
1990.05
災害事例発表、小集団活動と統合して「全国労働安全衛生大会」を岡山にて開催
1995.11
第4回耐火物統一国際会議(UNITECR)を京都にて開催
1996.01
「耐火物製品のPL対策表示ガイドライン」発刊
「労働安全教育用類似災害事例集」発行
1998.04
創立50周年
2003.10
第8回UNITECRを大阪にて開催
2004.07
維持会員制度導入
2006.05
研究助成金制度の発足
2008.04
創立60周年
2008.08
「耐火物協会会報」700号発行
2011.10
第12回UNITECR2011を京都にて開催
2014.11
世界耐火物協会(WRA)設立 初回会合開催(於:ロンドン)
2018.04
創立70周年
2019.10
第16回UNITECR2019を横浜にて開催

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